北九州・脳卒中患者と家族の会

脳卒中について

脳卒中とは?

■脳卒中(脳血管障害)とは

脳の血管が急に破れたり詰まったりして
脳の血管の循環に障害をきたし、様々な症状を起こす病気。 


1.破れるタイプ・・・脳出血・くも膜下出血 

脳出血 

脳の中の細かい血管が破れて出血。 


くも膜下出血 

脳の表面の大きな血管にできたコブ(動脈りゅう)が破れて
くも膜の下に出血。

 


2.詰まるタイプ・・・脳血栓症・脳塞栓症

「脳梗塞」は、脳の血管が細くなったり、血管に血栓(血のかたまり)が
詰まったりして脳に酸素や栄養が送られなくなるために、脳の細胞が
障害を受ける病気。

 

脳梗塞は詰まる血管の太さやその詰まり方によって3つのタイプに分けられる。
症状やその程度は障害を受けた脳の場所と範囲によって異なる。



一過性脳虚血発作

一時的に脳の血管がつまるが、すぐに血流が再開。しかし、脳梗塞の前ぶれとして現れることあり。

・脳梗塞と同様の特異的神経局所症状が続いて
自然に消滅する。    (通常10分以内
・本格的な脳梗塞の前兆となる。
・3か月以内に10-15%は脳梗塞を発症する。 


 

 

 

 

脳梗塞の3つのタイプについて

●ラクナ梗塞

脳の細い血管が詰まって起こる脳梗塞(小梗塞)

脳に入った太い血管は、次第に細い血管へと枝分かれしていく。
この細かい血管が狭くなり、詰まるタイプ。
日本人に最も多いタイプの脳梗塞。主な原因は高血圧。
ラクナの意味は、「小さなくぼみ」


●アテローム血栓性脳梗塞

脳の太い血管が詰まって起こる脳梗塞(中梗塞)

動脈硬化で狭くなった太い血管に血栓ができ、血管が詰まるタイプ。
動脈硬化を発症・進展させる原因は、高血圧、高脂血症、糖尿病など生活習慣病。


●心原性脳塞栓症

脳の太い血管が詰まって起こる脳梗塞(大梗塞)

心臓にできた血栓が血流に乗って脳まで運ばれ、脳の太い血管を詰まらせるタイプ。

原因として最も多いのは、不整脈の1つである心房細動。
ミスタージャイアンツ・長嶋茂雄氏を襲ったタイプ)

 

 

 

 

脳卒中予防10か条

①  手始めに 高血圧から 治しましょう

②   糖尿病 放っておいたら 悔い残る

③  不整脈 
見つかり次第 すぐ受診


④   予防には タバコを止める 意志を持て
 
⑤  アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒

⑥  高すぎる コレステロールも 見逃すな
 
⑦  お食事の 塩分・脂肪 控えめに 

⑧  体力に 合った運動 続けよう 

⑨  万病の 引き金になる 太りすぎ

⑩  脳卒中 起きたらすぐに 病院へ 

番外編  お薬は 勝手にやめずに 相談を


ー日本脳卒中協会 ー

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